健康と美容をつなぐ未病ケアブログ

美容の悩み、それは身体の不調によるものかも

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シミ、肝斑(かんぱん)は瘀血(オケツ)肌

こんにちは。大阪京橋の美容鍼、全身調整鍼、アナトミック経絡セラピーの未病ケアサロン・ボヌールツリーオーナーセラピスト倉橋です。

女性の大敵であるシミ、肝斑(かんぱん)といえば瘀血(オケツ)!瘀血(オケツ)といえばシミ、肝斑(かんぱん)です!

シミ肌は東洋医学の用語でいうと、瘀血(オケツ)の現れですが瘀血(オケツ)って何でしょうか?こんな時はウィキさんに聞きましょう(笑)

東洋医学では流れが悪く滞りがちな血液を「瘀血(おけつ)」と呼んでいる。(瘀とは停滞という意味で、文字通り血が滞ったり、血の流れが悪く、よどんだ状態を指す。瘀血になった血液は正常な状態に比べて粘度が強くなっていて、流れが悪くなっている。東洋医学の解説書などにはよく「ふる血」や「汚れた血」などと解説してあり、また、瘀が特殊な字で、「悪血」と書かれることもあるため、いわゆる「どろどろの血液」を連想する人が多いが、そうではなく、血の流れが悪くなることによって血が新鮮さを失い、それによって起きる不定愁訴や疾病を指している。俗に「血の道」と呼ばれる月経不順などが代表的なものだが、冷えやのぼせ、こりや痛み、現代医学における高血圧や低血圧、貧血、脳血管障害、虚血性心疾患、痔疾なども瘀血が原因になることが多いとされている。

 

ややこしい・・・倉橋ウィキが解説します!(笑)

●通常、血液は血管内で活動していますが瘀血は血管内で活動せずにずっと、その場所に居座り続ける古い血液

 

こんな感じです。一行で解説してしまいました(笑)前回書いた【身体のトラウマ】にも大きく関係します。

どんな事が起きると瘀血(オケツ)になるのか?

 

●たとえば傷の痕、手術の痕など完治したかのようですが実は瘀血(オケツ)が残っていて数年~数十年してからある特徴的な症状が出るので私は見たらすぐに解ります。

●出血していないけど骨折をした。関節を痛めた(捻挫など)などがあっても瘀血(オケツ)が出来ます。

●背中のアテロームの切開手術の痕やヘルニアのある部位も瘀血(オケツ)が出来ます。

女性は瘀血になりやすい

婦人科の医師は「女性を見たら妊娠を疑え」と言われるそうですが(本当かどうか知りませんが!)鍼灸師は「女性を見たらまず瘀血(オケツ)チェック!」なんて言われていませんが私は見ます(笑)女性の瘀血(オケツ)になりやすい理由は、なんといっても

 

生理です!

女性は生理があるので瘀血(オケツ)になりやすいのです。その他にも妊娠、出産、中絶、流産などもです。東洋医学的には不妊子宮内膜症子宮筋腫PMS(生理前症候群)も全部、瘀血(オケツ)。ピルの常用も瘀血(オケツ)を起こします。子宮関連はほぼ全部です。東洋医学は疾患名で施術はしないのです。全て陰陽五行に基づき気血水(キケツスイ)を整える事をしますので疾患という観念がありません。そしてこの瘀血(オケツ)は美容にも大きく影響します。

瘀血(オケツ)から現れる美容の悩み

●がっちり体形(身体が固い感じ)

●顔が赤黒っぽいくすみ

●唇のシミ

●肝斑(かんぱん)または濃い広範囲のシミ

●毛穴の開き

●皮脂が割と多い

普段はめっちゃ元気でエネルギッシュな方が多いんですね。性格も完璧主義で「~でなければらない。」という責任感の強い、声もしっかりとはっきり話す人が多いです。責任感が強いがゆえについつい言いすぎたり自分自身にもイライラしたりと、そんな自分にまた、悩んでいたりする方が多いです。

瘀血(オケツ)で出来たシミはエステでは改善しない

 

エステってね、効果的な内容のものも多いんですよ。でもね瘀血(オケツ)はね、身体の中の問題です。そしてこれは中々、食習慣を変えても改善が難しい。それぐらい厄介なんです。長年居座った瘀血(オケツ)はそう簡単には動いてくれません!そして、その厄介な瘀血(オケツ)をいかに改善するか?が鍼灸師の腕の見せ所でもあります。

女性が悩む肝斑(かんぱん)は瘀血(オケツ)で子宮の状態が乱れそれが肌に影響を及ぼした結果です。それなのに、そうとは思わず美白化粧品をしっかりと肝斑に塗り込む。そうするとそれが物理的刺激になりメラニンを動かし余計にひどくなる。そして紫外線をさけるためにまた、UVクリームを塗る。UVクリームに含まれる酸化チタンが酸化し肌を乾燥させる。乾燥した肌は紫外線の抵抗力が弱まり肝斑はまたひどくなる。

(UVに関してはこちらにも書いていますのでよかったら読んでください→夏肌の大敵はUVではありません。

肝斑(かんぱん)を取り除く薬もそう。薬を飲む→肝臓に負担がかかる→血液循環が悪くなる→一時的に薄くなってもまた肝斑は同じ濃さになってくる。

肝斑(かんぱん)などのシミは瘀血(オケツ)を改善しなければ難しいんです。単に顔の血流を上げても、美白化粧品を使っても一時期薄くなる事はあっても改善はありません。

唇のシミは紫外線が原因というのも、たまに聞きますが完璧に瘀血(オケツ)です。

中々、痩せない瘀血(オケツ)タイプの人もそうです。仮に断食、ファスティングして一時期は痩せたとしても、身体を作るたんぱく質を失ってしばらくすると更に症状が進む可能性があります。

そしてね、瘀血(オケツ)はね頭痛持ちやひどい首のコリ、眼精疲労を伴いやすいんです。

こんな話があります。まだ私が鍼灸の専門学校に行ってた頃、中のよい友人は完璧な瘀血(オケツ)タイプでした。そして一時期、子供の事でイライラしていて毛穴開きっぱなしです。そして、彼女の体臭が変わってきたんですね。目も血走ってきています。それでおかしいと思いどうしたのか?聞きました。すると「最近、側頭部がチクチク痛い。わき腹もチクチクする。」と言ったので、「それはやばい。そのままだとあなた〇〇という難病になるかもしれないから漢方を始めたら?」と言いましたが体力に自信のある彼女は当時まだ学生で友人の私の事は聞かず、とりあえず頭が痛すぎるからと【脳ドック】に行きました。結果、なんともなく安心していましたが私は相変わらず漢方医のところに行くように勧めていました。でどうなったかというと案の定、半年後位の血液検査で〇〇という難病の因子がプラスになりました。私にしたら「そらそうだろう。」と思ったのですが私が言った事がビンゴだったのでそれからは素直に話を聞いてくれて漢方医の元に行き、今は発症せず健康に暮らしています。ぎりぎり未病の状態でストップ出来ました。それからもお付き合いは続いていますが、相変わらず明るく元気な彼女です(笑)

この彼女、ダイエットしてもなかなか効果がない。特に食生活の乱れもないのになぜだろう?と悩んでいました。肝斑も大きいのがあり唇のシミもありました。美白商品もよく使っていました。でも、美容の悩みも瘀血(オケツ)の改善でなくなってきました。本人はビックリしていましたが私にしたら、やっぱり「そうそうだろう!」(笑)

彼女の事は【美と健康】が繋がっている事がよくわかる例なので書かせていただきました。

これからの季節、紫外線も強くなり「いかに紫外線が肌に悪いか?」とうCMも多いと思います。でも紫外線という【一つの事】だけで見ず【身体全体】を見ていただきたいんです。

瘀血(オケツ)のケアをすると不思議と今まで使っても効果のなかった化粧品の効果を実感し始める方が多いようです。化粧品が全く効果がないのではなくベースにある1番の問題である瘀血(オケツ)の症状がなくなった事により本来の効果が出始めるんでしょうね。

そして同時にイライラなどがなくなり精神的に安定したり、頭痛、偏頭痛や首、肩のコリなども改善されます。

気になるシミの原因は何なのか?そしてそれが瘀血(オケツ)の場合、病名はおそらくつかないし薬も処方されません。マッサージでも中々、難しいのであまりにも辛くなる前に来てくださいね♪

瘀血(オケツ)にまつわるエトセトラはまだまだありますので、またの機会に書きますね(*^_^*)

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プロフィール

未病ケアサロン・ボヌールツリー代表 倉橋美保子

倉橋 美保子(くらはし みほこ)

美容整体・未病ケアサロン
ボヌールツリー代表

大阪京橋で大人の美と健康のサロンや美容整体スクールを行っています。
このブログでは、主催するスクールのことやサロンの日常、様々な症例などのご紹介をしています。

女性特有の不調(未病)など一般的な美容サロンでは解決できなかった症状などもご相談くださいね。

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