【更年期障害】40代女性に多い症状

こんにちは。大阪京橋の美容鍼、全身調整鍼、アナトミック経絡セラピーの未病改善サロン、ボヌールツリーオーナセラピストの倉橋です。
更年期障害の定義って何でしょうか?
困った時はウィキ先生に聞いてみましょう!
女性では、閉経によりエストロゲンが低下することにより発生する。医師により「更年期障害」と診断される人は、更年期女性の2-3割とされ、心身の不調(ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状)を呈する。
男性では、概ね40歳以降、加齢やストレスなどにより男性ホルモンであるテストステロンが低下することにより発生する。男性の更年期障害はLOH症候群と呼ばれる。
もう少し女性に絞ってみましょう!
自律神経失調症症状 – 頻脈、動悸、血圧が激しく上下、腹痛、微熱、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、多汗)、耳鳴り、疲労感、口渇、のどのつかえ、息切れ、腰痛、しびれ、知覚過敏、性交痛、生理不順など。
消化器症状 – 悪心、嘔吐、下痢、便秘精神症状 – 易怒性、うつ症状、頭痛、不眠、めまい
運動器症状 – 肩こり、関節痛いわゆる不定愁訴に属する症状が多く、その強弱は精神的要素が関与している。この時期は空の巣症候群や職場での問題・家族の介護などでストレスを抱えやすいことも一因と言われている。
ん~ん、一つずつ解説しようと思ってたんですがそんな必要もないくらい、全部、未病ですね。こんな症状は何も40代になってから急になるのではなくもっと若い30代、下手したら20代からあったと思います。たとえば頭痛・・・若い時は生理の時や雨の日や湿度の高い日になってたものが年齢と共にひどくなってきて、病院に行って検査しても何も異常はない。ならば年齢的に更年期障害だ!と診断されて【更年期障害という症状】の完成です。
自律神経失調症も、検査して何もなかったらそう診断されるみたいですね。
でも、なんか正直、全部それで片づけられてもねぇ・・・と思いませんか?
東洋医学から診た女性の体の変化
昔、養〇酒のCMで「女性は7の倍数、男性は8の倍数で体調が変わってきて、うんぬんかんぬん、これを未病といいます。」というのを見た事ありますか?
黄帝内径(東洋医学のすんごい本、全部漢文なので私はもっぱら現代語版を読んでいます(笑)によると女性は
7歳で歯が生え変わり、髪が長くなる
14歳で月経がはじまり、子を産めるようになる
21歳で体が成熟し、背丈も伸びきる
28歳で筋骨がしっかりし、髪の長さがきわまり、身体が盛んになる
35歳で顔の色艶にかげりが出て、髪や頬のハリに衰えが現れる
42歳で顔がやつれ、髪に白いものが混じりはじめる
49歳で肉体が衰えはじめ、閉経を迎える。
この考えは何千年前に出来たものなので現在とは少し違うかもしれません。たとえば生理は今は小学生で始まる人もいますが大体、この通りです。ちなみに男性は8の倍数なんですが、子供時代や若い時代って男性の方が子供っぽくて女性の方が早く大人びてきませんか?女の子の方がしっかりしてますよね?それはなぜかというと、女性は7の倍数で身体の変化があるので早く大人になるんです。成長が早い!という事は男性よりも早く加齢します。嫌だぁ~と言っても仕方ない(*‘ω‘ *)
いわゆる更年期障害ですが、この節目節目に出てきた不調の時点で体調を改善すれば更年期障害の症状はでないと言い切ってはいけないので言い切りませんが、そんなにないと思いますよ。(言うてるやん(*‘ω‘ *)
たとえば私、若い時は「生理になると頭が痛い!吐き気がする!お腹痛くて起きれない!」いわゆるPMS症候群でしょうね。それだけでなく「関節痛い!」「雨になると頭痛がする!」「すぐに胃が痛くなる!」「足の親指の関節が痛い!」「背中全体がこわばるように痛い!」「ずっと同じ姿勢でいると膝が痛い!」「むち打ちで首が痛い!雨が降ると増悪する!」友達には「雨探知機」と言われていました(笑)だって天気予報より早く身体の症状で天気が解るから(笑)「頻脈」もありました~これは病院で診断名までつきました。救急車で運ばれた事もあるし、手術もすすめられました。「嫌です!」と断りました(笑)
よく見たら未病のオンパレードだった私ですが、今は何もありません。ただ一つ、もともと脾虚体質なので若干、油断したら雨の日に頭が少し重くなるかな?というぐらいですがこれ位は年齢考えたらそれ程は問題ないでしょう。
多分、49歳の今が一番、体調絶好調です(笑)
どうしたら更年期障害にならないの?
まずはこの図を見てください。
食事
添加物や農薬、遺伝子組み換え食品をなるべく取らない。糖質はなるべく避ける。これに+して私は東洋医学の食養生を取り入れています。食養生といってもそんな難しいことではなく春は酸っぱいもの、夏は苦み、梅雨の時期は薄味で出汁を味わい秋は少し辛味で冬は塩辛いものを意識します。他にも栄養学の知識を生かしてこんな症状にはビタミンAとかマグネシウムとか亜鉛が少し足りないかも?という感じでなるべくサプリは取らず食事から栄養をいただきます。
環境
ケミカルな日用品は基本NG,冷えもNGです。万病の元ですしね。私は特に冷えに弱いので絶対に冷やしません。睡眠不足もNGですがそれだけでなく朝、きちんとカーテンを開けたりとそんな日常の何気ない事をきちんとする事が大切かな?って思います。
感情
イライラや落ち込み、喜怒哀楽が激しい。いつまでも一つの事にこだわり過ぎてしまう。こんな感情は身体にまで影響します。ただ、経絡の状態でこのような気分になる事も多いのでこの場合は経絡を整えた方が早いです。
こんな事を長年繰り返していくとだんだんと未病~更年期障害のような症状に変化していきます。
自分の身体の変化が解らない
そうは言っても皆さん忙しい毎日をお過ごしですから、自分の身体の変化が解らない方って多いんですよね。特に元々、丈夫な方や薬を常用している方。丈夫な方って少々の事には耐えれるんですね。そして今まで何も調子が悪くなったことがないから大丈夫だろうという過信もあります。肌に関してもそうなんです。今まで化粧品で大してかぶれた事もなければ特にトラブルを起こした事もない。だからいざ、調子が悪くなったら自分自身で少し生活に気を付けた位では間に合わないレベルになっている事も多い。
薬の常用されている方はまた、改めて書きますが「自覚症状と身体の状態がリンクしない。」全く違う事が多いのでよっぽどの専門知識がないと気づく事が出来ません。中には基礎疾患があってどうしても薬を飲み続けないといけない方もいます。そうなってしまった方は仕方ないので今以上、悪くならないようにしてほしいし、まだの方はもし一生、飲み続けないといけない薬などの選択が迫られた時に「本当にその治療方法がベストなのか?」今一度考えて慎重になってほしいなって思います。
自分のホームセラピストを持つ
ホームドクターって言葉はありますが、疾患はドクターの領域です。でも毎回、お話しするようにいきなり疾患にはならないんです。その前段階の未病状態があります。未病段階の状態って、たとえばシミや治らないニキビ、肩こりや頭痛、だるさ、落ち込みやイライラ、便秘など様々です。出来ればその段階で気づき、身体の不調を戻す事、それが辛い更年期障害にもならないしずっと健康でいられる確実な方法の一つです。自分一人で出来たら理想なのですが、やはりそこには専門知識が必要です。そのために【いつも自分の身体を管理してくれるホームセラピスト】を持つ事が理想です。特に繊細な女性の体は【環境、感情、食事】ですごい変化があるんです。私のサロンでも
【昨日、〇〇食べ過ぎましたね~ちょっと体が休憩したいみたいだから今日の食事は〇〇な感じにしてみましょうか~】
【あれっ?なんか嫌な事ありました?調整しますから大丈夫ですよ~】
【そろそろ身体が春になってきました。今の時期は〇〇ですよ~】
【もう少し効率よく〇〇の栄養を取るために〇〇な料理はどうですか?】
施術をしながら、こんな会話が日常です。これは経絡やツボの変化、脈診、腹診、舌診などで診ています。私はただ鍼をしたり美容の話をしたりしているわけではなく四季を通じての身体や肌の変化を見ています。そして、少しでも早く身体の変化に対応する事で【美と健康はつながり】【40代女性に多い辛い更年期障害】はなくなるのです。
だから、ただちょっと美容鍼してみたいねん!と言う方には少しウザいサロンかもしれません(笑)
身体の中は季節の変化、人間関係のストレス、食事によってさまざまな変化があります。その変化に身体が対応しきれなかった時に更年期障害や自律神経失調症などの深いな症状が出てきます。その身体の変化しようとしている状態に気づいてあげる事が【自分を大切に尊重し、丁寧に歳を重ねる】という事なんでしょうね。