チームオーソモレキュラー大阪の5月勉強会

こんにちは。大阪京橋の美顔(美容)鍼、全身調整鍼、アナトミック経絡セラピーの未病ケアサロンボヌールツリーオーナーセラピストの倉橋です。
草根木皮これ小薬、鍼灸これ中薬、飲食、衣服これ大薬、身を修め心を治めるはこれ薬源なり 【通義録】
鍼灸で何千年も前から言われている事で私がいつも肝に銘じている大切な教えです。
医食同源
美食同源
漢方、薬は効果としては小さい。鍼灸は効果がある。食事や衣類、これは大きな効果のある薬。心穏やかに規則正しい生活をする事は薬そのものである。
でも、じゃいったい何が正しいのか?
肉は身体に悪いとか、野菜ばかりでは栄養が足りないとか、糖質はいけない。いやいや日本は元来、農耕民族だから炭水化物(糖質)は日本人の食性にあっているとか、本当に色んな意見があります。
人の身体は食べた物で作られている。これは絶対的な事実です。
東洋医学でも食事は陰陽に分かれてて、その人の体質にあう食事というものがあります。
でも、私は鍼灸師ですが東洋医学の考えだけでは足りないと思っています。だって2000年前と現代では全然違いますもん!自然も少ない夜は電力のおかげていつまでも明るい、ブルーライトなんてのも出てきました!ストレスも多い、まして添加物などは2000年前にはありませんでした。
という事でとても学び深いチームオーソモレキュラー大阪(分子整合栄養医学)の5月勉強会に参加させていただきました。
オーソモレキュラー分子整合栄養医学って?
めっちゃくちゃ、簡単に言うと最先端の栄養学です。
私は医師ではないのでお話しできる範囲に限界がありますので詳細は書きませんが、例えば今までだったら原因がよくわからないといわれていた症状や精神面の状態が実は、食事や栄養が関係するのではないか?と言われ「体調不良や疾患を薬ではなく栄養の改善で根本から治療していこう」という新しい分野です。
そんなに栄養の状態って美肌や体調に関係するの?
私は日々、美容や全身調整のための鍼をしてその方の経絡の流れの不調和を整えていますが、その方が普段どのような食事をされているか?という事が体調の改善に非常に関係してきます。「食事の改善なしで体調の改善なし」です。
脈診や腹診で普段の食事やその方の性格が解ります。舌診、背中などの体表観察でその方の長期にわたる身体の状態が解ります。
水の取り過ぎによる【水毒】は全身疲労感、むくみ、冷えにつながり、血の停滞である【オケツ】は頭痛やイライラ、感情のコントロールが出来なくなり、血が足りない【血虚】ではパニックなどの症状、気の停滞【気停】や気が足りない【気虚】はやる気が起きない、全身に血が巡らないなどの状態が出てきます。こうなってくると、身体がしんどくなりすぎて自分一人で改善するなんて、無理になってくるんです。
いつもお話ししていますが鍼灸師は【気血水】キケツスイの状態を整える事は出来ても【気血水】キケツスイの質を上げるのは自分自身なんです。質を上げるのは毎日の食事なんです。
お客様にはあまり難しい話はせず、受け入れていただきやすいようにアドバイスさせていただきます。あんまりストイックなお話はつらくなって始める前から嫌になっちゃいますしね。
それでも、身体の状態を診て「ちょっと、食生活の改善だけでは難しいかな?」と判断した場合はドクターをご紹介しています。そんな場合はちゃんと血液検査してどの栄養が足りないのか?きちんとオーソモレキュラー(分子整合栄養医学)療法をされている医師に診断してもらった方がいいですからね。
脳腸相関とたんぱく質吸収のお話
こちらの勉強会は有志の皆様の集まりで、私はたまたまメンバーの方と知り合いになり参加させていただく機会がありました。これだけでもなんて私はラッキーなんだろうと思います。
ほとんどが医師、歯科医師の先生方で本当に私が参加させていただいていいんだろうか?と不安でしたが皆様、快く受け入れていただきました。本当に知識の豊富さだけでなく人格も素晴らしい方たちばかりなのです。
今回のお話は腸脳相関とたんぱく質の吸収のお話しでした。
毎回、難しいのですが今回は本当に難しかったです(笑)分子整合栄養医学の分野も日々、進化しているそうです。
私はいつもお話しを聞かせていただいている立場ですが、いつもご準備してくださる先生方には本当に感謝しております。本当にありがとうございます。
私は鍼灸師ですのでいつも勉強会の内容を東洋医学に置き換えて考えます。その方が頭に入ってきやすいんです。
腸脳相関は東洋医学でいうと肺経と大腸経の表裏関係になるかなって思います。それが腎経に及ぶとこうなる。という考えが現代医学的にはこういう話だったのか~という内容でした。(シークレットセミナーなので内容は伏せさせてくださいね。)
東洋医学的な話だと肺と大腸は表裏(陰陽)関係で、肺経の状態は大腸経に現れ大腸経の状態も肺経に現れます。肺経は風邪の症状だけでなくストレスからも不調和を起こし、その不調和は表皮にも現れます。アトピーの方などは特にこの肺、大腸の経絡の調和を整える事が重要になってきます。アトピーの施術がなぜ、肺経と大腸経なのか?って思いますよね。でも、それが東洋医学の面白いところなんです。
現代的に言うと強いストレスは便秘または下痢になり、便秘や下痢はお肌にも悪いし免疫力にも影響しますよ。という事です。
↑この画像がかわいいからたまに使いたい(笑)
東洋医学は矛盾しているとか意味が解らないとかよく言われるのですが(笑)それは中途半端にしか学んでいないからです。これだけ経絡やツボに症状が出ていたら東洋医学の力を確信しますよ。やっぱりね、現代医学も東洋医学も深い部分ではつながっていると思うんです。私が主催するセミナーやお客様には難しくなく、東洋医学に現代医学の理論を織り交ぜてお話ししていけたらいいなって思います。
勉強会後の食事会
今回は人数も少なく女性は私一人でした。腸内フローラや薬のお話しで盛り上がりましたよ(笑
きっと、何十年もしたら今の常識がとんでもない事であったとかいろんな変化があるんでしょうね。
これからも【美と健康を繋げる】ために!名称だけでなく内容の伴った、本物の未病ケアサロンであるために!積極的に学びを深めていきま~す(*^_^*)