ニキビの解説と改善方法【大阪の美容鍼灸サロン・ボヌールツリー】

こんにちは。美容鍼、更年期全身調整鍼、アナトミック経絡整顔の未病改善サロン、ボヌールツリーです。
しばらくスクールブログに掛かりっきりでサロンブログの更新が出来ていませんでした(>_<)
美容鍼や全身調整鍼などがどのように女性のお肌の悩みを解決するのか?
にきび、しみ、たるみ、などに分けて詳しく書かせていただきますね。
この記事を読んでいただくと大人ニキビの方で【なぜ、私の大人ニキビは治らないのか?】などの理由と改善方法のヒントになると思います。
少し専門的な事と合わせて書かせていただきますが、まずは自分の肌の状態がどういう状態なのか?も把握しながらご覧ください(*^_^*)
この記事の目次
●ニキビのステージ(種類)
●一般的な改善方法
●ニキビと間違えられやすい症状
●それでも治らないニキビの正体
●東洋医学のニキビへの考え方
●解剖生理学からのニキビへのアプローチ
●栄養学からのアプローチ
●ボヌールツリーの大人ニキビへのご提案
ニキビのステージ(種類)
一言でニキビと言っても【大人ニキビ】【乾燥性ニキビ】【思春期ニキビ】など色んな言い方があります。
ニキビにも軽症から重症なものまでありますが皮膚生理学的にはどのように区分されているか、ご存知でしょうか?
まずはニキビのステージからご説明しますね。
ステージ1(白ニキビ)
別名、閉鎖コメドなどとも言われる初期的な症状です。皮脂の角栓が浮いてきて黄色っぽい角栓が毛穴から飛び出たもので、一見にきびの様な物まであります。(この時点では化膿していません。ただの皮脂の塊です。)正常な肌の状態でしたら特に特別なお手入れをしなくても黄色っぽい角栓コメドはクレンジングで除去出来ますし、白ニキビは洗顔の際にポロッと取れたりします。
ステージ2(黒ニキビ)
別名、開放面皰(めんぽ)とも言われます。この時点では炎症は起こしておらずコメドが酸化した状態でまだ、化膿していませんのでニキビ跡にはなりません。
ただ、このタイプのニキビが顔全体に多く出来る場合は皮脂分泌が非常に盛んで、紫外線により皮脂が酸化しやすい状態が考えられます。
また、使用されているスキンケアに鉱物油系成分(最近のいい方ではミネラル配合など)が多く含まれ成分が酸化する事によりコメドの酸化を促している場合があります。
ステージ3(赤ニキビ)
白ニキビの炎症が始まった状態です。理論上は黒ニキビも炎症を起こすと赤ニキビとなりますが実際は黒ニキビはそのまま黒くゴマの様な状態で肌にいつまでも留まる事が多いようです。
赤ニキビは痛みやかゆみを伴うので、かなり気になり始める方が多いですね。
ステージ4(黄ニキビ)
化膿ニキビなどとも言われます。膿が溜まっていますのでジクジクと痛かったり痒かったり、かなりつらくなります。
また、一つの毛穴に皮脂腺はいくつもあり、膿を出したとしても同じ場所に繰り返し化膿ニキビが出来るという悩みも多く聞かれます。
このニキビの特徴はなんと言ってもニキビ跡が残る事です。
ニキビは潰すと痕が残るからいけないと聞いた事がある方も多いと思いますが、化膿ニキビは膿そのものが強酸性で皮膚たんぱくを溶かしてしまいますので、潰さず自然に膿が出てくるのを待ってもニキビ跡が残ってしまいます。
ニキビのステージを考えるとステージ2、出来ればステージ1の段階でニキビ改善した方がいい事が一目瞭然です。
一般的なニキビの改善方法
白ニキビや角栓が浮いた黄ニキビの様な状態のものは肌タイプにあったクレンジングや洗顔で肌が整います。
ただ、いわゆる乾燥ニキビ、大人ニキビの様な「乾燥肌なのにニキビが出来ている」状態はニキビを気にするあまり洗浄力の強いクレンジングや洗顔を使い皮膚のバリア機能破壊により雑菌が入りやすくなりニキビになっていますので強いクレンジングや洗顔をやめ、保湿する事でニキビが出来なくなる場合が多いです。
また、赤ニキビなどによく使われるサリチル酸配合のクリームや洗顔は思春期の本当に皮脂の過剰分泌の場合はさておき大人の肌で使うと、ニキビのない肌にまで炎症を起こしてしまう場合があります。
ニキビと間違えられやすい症状
ニキビと間違えられやすい症状としてアレルギー反応があります。
普段何気なく使用しているドラッグストアで購入したシャンプー、コンディショナー、ボディーソープにはケミカルなものが多く配合されており、中でも合成界面活性剤などは必ずと言っていい程、配合されています。
洗顔クリームなどにも含まれておりますので、過剰な洗顔で肌のバリアー機能を低下させるだけでなくその上、合成界面活性剤などのケミカルな成分を肌に残せば当然、アレルギー反応は出ます。このアレルギー反応を起こした結果として赤ニキビでかゆみや痛みを伴う事が非常に多いのです。
それでも治らないニキビの正体
これまでニキビの種類やステージについて書かせていただきました。
「そうか!じゃ、保湿や自然なスキンケアに変えたら私のニキビは改善するんだ!」と思ってもそれでも改善しないニキビが大人ニキビには多くあります。
特に口の周りに繰り返し出来るこもったニキビ。中には口周りだけでなくお顔のある特定の決まった位置に繰り返し生理周期に合わせてできたりする方も多いのです。
このようなニキビは身体の中の問題が多くスキンケアだけでは中々よくならず、何かしら改善しなくてはいけません。
エステで1番、おススメなのはハーブセラピー【ボタニカル】ですが、身体の中からの根本改善という側面で考えると一緒に全身調整鍼やアナトミック経絡整顔、美容鍼などをお勧めします。
なぜなら、美容鍼、全身調整鍼、アナトミック経絡整顔は全身の血液循環と水分の循環の改善が期待できます。
「なんで顔なのに身体なの?」と思われる方も多いと思います。
顔は身体の状態を示す鏡です。だから、身体の状態を改善せずに、症状のある顔だけをケアしても根本的な改善という意味では少し弱いのです。
東洋医学のニキビへの考え方
東洋医学の文献では【ニキビ】という表記ではなく【尋常性痤瘡】や【嚢炎】と言われます。
また、東洋医学の興味深いところは皮膚の上に出た結果(症状)に対する処置ではなく経絡の不調和を改善する事で結果として皮膚上の結果を改善するという事です。
その意味では湿疹も蕁麻疹もアレルギーもアトピーもニキビも同じなのです。
実際、私自身も重度のアトピー性皮膚炎の方の鍼灸治療をしてきましたが現代医学で考えると肌にクレンジングもクリームも塗らず、鍼灸をする事で改善する事は考えられないのです。
ですが、実際は鍼灸で気血水を整える事で症状は改善していきました。
解剖生理学からのニキビへのアプローチ
では現代医学的に考えるとニキビの改善は難しいのか?というとそうではありません。
ただ、同じ現代医学、解剖生理学であっても見る視点角度の違いがあるのです。
たとえばクリニックに行けば薬が処方されます。これらはアロパシーという考えの元、行われています。
アロパシーとはたとえば「痛いのであれな痛みを取る」「痒いのであれば痒みを取る」というような、いわゆる対処療法です。
これはこれで非常に重要な考えで、現代人は多くの恩恵を受けています。
ただ、私は同じ解剖生理学の考え方でもアロパシー的な考えではなく、「あくまで自分自身の治癒力を高める」という事に重きを置いています。
ホメオスタシスとは【生体の恒常性】といい【体温や血圧、体液の浸透圧や水素イオン指数などをはじめ病原微生物やウイルスといった異物の排除、創傷の修復などの免疫機能】など人間が健康である状態を保つ事です。
この考えは東洋医学の【気血水】という考えと同じ部分が多く、ボヌールツリーでは美容を整える事で体も整えるという観点を持ちました。
栄養学からのアプローチ
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)療法はご存知でしょうか?
今までのアロパシー的な考えでは病を薬や手術で治療するという考えでしたが、この分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)療法の考えは医師が身体の中でどの栄養素が足りないのか?検査しサプリで栄養を摂取する事で身体の状態を改善するという内容です。
ニキビや大人ニキビは疾患ではなく肌トラブルですがやはり栄養の偏りはあります。
療法とまでは行かずとも、日々の食生活の見直しは重要です。
私も分子整合栄養医学の勉強会には毎月参加しておりますので、お肌やお身体の状態をみてお食事のアドバイスもさせていただきますね。
ボヌールツリーの大人ニキビへのご提案
大人ニキビは本当にそれぞれ理由が違います。
たとえば胃腸の流れが原因の方もいれば、血の循環が原因でオケツという症状の方までいらっしゃいますので、一概には言えないのですがやはり外せないのは
●食習慣の見直し
●ハーブセラピー(または美容鍼ORアナトミック経絡整顔)
●全身調整鍼
です。その中でも根本的な改善の場合は全身調整鍼は外せません。
全身調整鍼は全身の調整をする事で深い睡眠も促したり便通も整えますので副交感神経が高まりリラックス出来たりデトックス作用も高まります。
鍼が初めてで怖いよ~という方は初回、東洋医学的なカウンセリングだけでしたら2160円でたまわっております。(所要時間30分)一緒にニキビなどのお肌のご相談も可能ですので、ご不安な方はご活用くださいね(*^_^*)
2017.08.27カテゴリー:ニキビの解説と改善方法