【よくある質問】鍼って痛いですか?お灸って熱いですか?

こんにちは。美容から治療まで、全ての女性の悩みを改善する鍼灸サロンボヌールツリーです。
今まで数軒、他の鍼灸院に行かれた方からご質問いただいたのですが、きっと疑問に思う方も多いと思うのでブログに書かせていただきますね。
今まで通っていた鍼灸院は痛い時と痛くない時があって、痛い時に理由を聞いても何も教えてもらえた事がなく、怖くてやめましたが痛いのは私の体質ですか?
この方は鍼灸が1番効果があって好きなんだけど、その痛みが怖すぎて二の足を踏んでいらしたそうです。
う~ん・・・
まず同じ鍼灸師として「なぜ、痛くなったのか?」説明されないのはあかんと思います。
だって、患者さんとの信頼関係も崩れるし、恐怖心から治療効果にも影響します。
ボヌールツリーにお越しいただいている方もよく「倉橋さん以外に鍼してもらうなんて怖くて出来ない。」とよく言ってくださいます。
鍼灸って何よりも信頼関係が重要ですよね。
鍼灸で考えられる痛みの種類
単なる鍼の刺し方の問題
鍼って簡単に打っているようで実は1本1本かなりの神経を集中しています。
皮膚の固定や鍼の角度、打つ深さなどです。皮膚の固定は強すぎても弱すぎてもダメなんです。
時にはゆっくり優しく、時には思い切りよく打ったりと微妙な調整をします。
その時に皮膚の固定が安定せず、ひきつったような痛みが生ずる場合があります。
多分、この方が感じられた痛みはこれだと思います。
こんな場合は、すぐに解ります(解るはずですが・・・)のですぐに抜いて打ち直します。
筋肉の硬結(コリ)の場合
いわゆる鍼のヒビキというものです。
めっちゃ、凝ってるトコにビコーン!って感じで「あ~そこそこ!痛いけど気持ちいい~!」みたいな感じ(笑)
ただ、私の場合はあまりに硬結(筋肉のコリ)が酷い場合は先に経筋といってその筋肉のラインにある道を緩めてから施術したり、硬結部位に少しヒビキを入れて少し緩ませてからもう少し深くしたり鍼の太さを細くしたりして、ヒビキが恐怖心にならないように心がけています。
(私は個人的に自分がしてもらう場合、ヒビキが大好きですが!)
響きが強いんだけど緩むのを待つしかない場合
主に整形疾患の場合(肩関節周囲炎、坐骨神経、腰痛)などの場合で体の奥の方の筋肉がガチガチに固まっている場合は「痛いですよね~でも、もうすぐ!頑張って!」などと言いながら打つ場合があります。
つまり、痛くても打つのをやめません。ごめんなさい。
だって、そこが原因なんだから緩めるしか他に道はなく、しかも部位が深すぎて表面上のゆるいマッサージではとてもじゃないけど、うんともすんとも言いません。
でも、結構、1分経たないうちに「ふわん!」と緩みます。その瞬間の解放感はたまりませんよ(#^.^#)
お灸は熱くありません
お灸は、台座灸と温灸器の優しいものを使っています。
やけどもありません。
短時間の治療は体に負担になります
30分の治療や時間の短い部位治療、パルスなどの電気治療って体の負担になると思っています。
特に体が弱り切っている時に短時間で色んな部位に鍼を打ったり抜いたりは体がついてこないと考えています。
特に女性の身体は感受性が強いですから!
私の鍼灸の方法はあくまで「体が自ら元に戻ろうとするのを待つ事」を心がけています。
だから置鍼が多い。(置鍼って鍼をしたまましばらく置く事です。)
この方法だと、鍼を深く打たなくても経絡が動きやすいのです。
こんな感じで鍼灸をしていますので1回の施術時間は60分~90分かかりますがご了承くださいね。
最後に、質問には明確に応えてくれて、定期的に通われる専属セラピストを作られる事をオススメします。
だってその方がセラピストも、四季を通じての体の変化が把握しやすく季節に応じたアドバイスや施術が出来ますから(#^.^#)
2018.10.28カテゴリー:よくある質問と施術方針
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