腕が上がらない【50肩】肩関節周囲炎は経筋治療がおススメです。

こんにちは。美と健康を繋げる未病ケア鍼灸サロンボヌールツリーです。
首が回らない
うなずけない
空が見れない
あおむけで寝れない
腕が上がらない
手がしびれる
肘から下が動かない、しびれる
物がつかめない
腕の感覚がない
腕を内側や外側に回せない
親指側に曲げれない
小指側に曲げれない
バイバイ出来ない
前ならえが出来ない
ブラジャーのホックが止めれない
ゴルフ肘
テニス肘
正式な名称は色々ありますが、まあ、何しか肩、首、腕、手がしんどい訳です。
一時期、連続でこんな症状の方がこられてびっくりした事があります。
普通の肩こりみたいに揉んでも改善しません
このような症状は残念ながら,いくらしんどい部分を揉んでも改善しません。
普通の肩こりとは全く異なります。
イメージとして何層にも重なった筋肉がべちゃーってくっついて、神経や血管の通り道が狭くなって交通渋滞になってたり、使いすぎて筋肉が炎症しています。
経筋治療がおススメです
東洋医学の基本は陰陽五行と経絡経穴という独自の気血水の通り道を整える事です。
私も普段は五行でカウンセリングして経絡の状態を見て鍼灸をします。
ただ、このいわゆる整形疾患に関しては経筋治療というものに変更します。
経筋は現代だと筋膜と言われるものに1番、イメージが近いです。
筋肉って何層も重なっていて、たとえば皆様よくご存じの僧帽筋、その下には棘下筋、その下には肩甲下筋、その下には・・・という感じで
何層にも重なって肩であっても、その筋膜は足先から始まっています。
だから、肩が痛いと言われているのに、足に鍼をして肩を動かしてもらったり
腕が上がらないのに小指に鍼したり
脇をつかんだり(笑)
肩が痛いのに腕に鍼したり、背中に鍼したり・・・
これ実は全部、経筋のつながりを見て修正しています。
一般に行われる鍼治療と違うのは鍼の刺し方も一部、変わります。
私は伝統的な日本鍼灸に中国鍼を取り入れたり解剖や生理学も取り入れます。
良くなりゃ、何でもいいのです(笑)
既往歴がなかったら1回で完治する方もいますが数か月かかる方もいます。
数か月かかる方は、絶対にベースになる体の不調があります。
たとえば鼠径部の動脈の拍動が左右で全く違ったり
督脈の不調が有ったりと・・・
左右で筋肉の質が全く違ったり
左右で熱さの感じ方が全く違ったり
出来たら普段から鍼灸で「体の上下左右表裏陰陽」を整えていただくとこのような症状とは無縁になります。
大切な大切な自分自身のお体、大切にしてくださいね。